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実験・研究テーマ
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ギガビットネットワークによる力覚情報通信システムの運用実験(JGN-G12014)
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報告題名
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報告種
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登録日
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ITプロジェクト 提案説明会での経過報告
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経過報告
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2001/9/18
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報告内容
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NEXT熊本 ITプロジェクト 提案説明会での
プロジェクト経過報告(2001年3月24日)
テレオペレーション調査・研究プロジェクト
提案者: 汐月哲夫(熊本大学工学部 数理情報システム工学科 助教授)
〒860-8555 本市黒髪2-39-1,
TEL:096-342-3633
FAX 096-342-3633,
Email shio@cs.kumamoto-u.ac.jp
http://pochi.cs.kumamoto-u.ac.jp/shiolab/
目 的:
テレオペレーション(遠隔操作)システムとはネットワークを介して力学的な動作や力覚・触覚情報を交換しあうシステムであり,現在ロボティクス,制御工学,機械工学,医療工学などの分野で精力的に研究が行われている近未来技術のひとつである.この技術の応用分野は組立て・生産の産業界のみならず,医療・福祉・教育・農業・土木・建築・安全・防災・娯楽など多岐に渡ることが予想されるため,その実用化に向けては,制御/ネットワーク/機構/応用/人間...などさまざまな工学的あるいは社会的観点からの調査・研究が必要である.本部会では,この分野に関する最近の研究動向について調査・検討を行なうとともに,県内における遠隔操作システムの実用化に向けて試作機の開発・製作・実用化実験等を行うことにより開発・運用・実用化技術を確立し,ベンチャービジネス創出の一助となることを目的とする.
当面の目標:
まずは興味のある者で集まり今後の活動方針を決定する.提案者としては(1)技術的課題を洗い出し,メンバー各自の立場からその解決策の提案をする.(2)社会的波及効果・意義などについて大いに夢を語り合い具体的なイメージをまとめる.など
期待される効果:
電話で話すような気軽さで遠隔握手や遠隔肩もみができる.臨場感溢れる通信が可能になる.音+画像+文字+力触覚 で楽しいインターネット生活が実現する.などなど...
プロジェクトに必要な人材等の調達は:
人材: 興味の持って集まったメンバーの自主的な活動として行う
資金: まずは勉強会から始める.具体的な試作機等のプランができれば
公募型の補助金を申請する.
情報: メンバーが個別に持ち寄ることから始める.大学等の図書館,
インターネットでの情報収集,および外部講師による講習会を積極的に行う.
スケジュール:(2001年度)
メンバーの話題提供による勉強会(月1回)
外部講師による講習会・講演会(年4回)
目標達成の見込み:
予算的には厳しいが,講習会,勉強会等は主催として数回行うほか,
他団体との協賛・共催等の形式をとれば上記の回数は実施可能である.
試作機の製作や実験については,ギガビットプロジェクトとの連携を図りながら基礎的研究をじっくり行い,公募型の予算獲得に尽力する.
NEXT熊本に対する熱き思い
このプロジェクトからベンチャービジネスが生まれるか否かはまったく未知数です.しかし,現時点では夢を持って取り組むことが重要であり,活発な活動を継続すれば予想外の波及効果も期待できます.多くのプロジェクトは正当な評価を得るまでには10年を要しています.まずは始めること,そして継続することが肝要だと考えます.
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力覚情報通信のイメージ図 |
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